ツーリングレポート

千円高速九州ツーリング+九州大規模林道探索 PART3

〜大規模林道 菊池人吉線を行く〜

訪問日:2010年3月13・14・15日  掲載日:2010年4月16日

本日のルート図

本日のルート図です。PART2では阿蘇を少し巡って通潤橋に寄りました。
PART3ではR218を南下、R445で二本杉峠を超え、五家荘集落を目指します。
そして大規模林道 菊池人吉線へ・・・
R445 二本杉峠
通潤橋を後にし、次に目指すのはR445、九州きっての奥地「五家荘(ごかのしょう)」です。
訪れるのは初めて。いったいどんな奥地なんでしょうか・・・。期待と不安でワクワクします。
国道445号線、最初のうちは二車線路ですが、前方に秘境を囲む九州山地が立ちはだかります。ツーリングマップルにさえ「時間がかかりすぎる」と記述されている日本有数の「酷道」、果たして3月に攻略出来るのでしょうか?
すぐに道は細くなってしまいました。
森の中へと入っていきます。意外な事に路面はいいです。舗装したて。
道幅は1.2車線程と狭いです。四輪で対向車が来たら、延々バックしなければならないでしょう。バイクでも大型トラックやダンプが来たらすれ違いに悩みそうです。
ウネウネと九州山地を登っていきます。

写真で見ると何てこと無さそうに見えますが、バイクを停めると足が震えるほど高所感があります。足つきの悪いバイクでは通りたくない道です。
しかし思ったよりは走りやすかったです。どうやら昨年あたり全面舗装かけた様子。さすが国道です。
とんでもない山奥ですが、道路の白線と真新しいガードレールが眩しいですね。
二本杉峠に到着。人里離れた峠と思いきや・・・
峠を越えると広場があり、茶店らしき店が二軒。
意外にも人が住んでいました。ここからが谷に沿って連なる秘境五家荘の始まりです。
峠から南側は暫く改良された道だったのですが・・・
「土砂災害により全面通行止」

何ですとぉぉぉー。
右折すると迂回出来るようですが、酷道と言われる道の迂回路って・・・大丈夫なんでしょうか。
迂回路の林道を南下していきます。道幅は1.2車線程。何とか普通に走れる道でした。
下って谷が深くなるにつれ、地形が険しくなってきました。ほとんど交通量は無く、対向車は皆無なんですが、たまたま現れたパジェロに引っかかってイライラ。
五家荘  
五家荘中心部にやってきました。既に国道445号線に復帰していますが、道幅は狭いですね。よくこんな所に集落がって思う程、都市から遠い場所です。
深い深い山並み。平家の落人伝説が伝わる地です。
写真では切れてしまいましたが、「久連子古代の里」の看板を目印に左折、県道247号線で久連子に向かいます。久連子こそ、あの道の起点なのです。
県道247号線 久連子  
久連子へ向かう県道247号線がまた酷い極狭路でした。
極狭路が続きます。車同士なら延々すれ違えないでしょう。久連子は小学校などもあるらしい集落なんですが・・・。
久連子の集落に入りました。深い山に人家が点在、谷底には綺麗な渓流が流れ、緑の季節はいい秘境なんでしょうけど、アプローチの県道247が狭くて難所です。
久連子古代の里まで来ました。結構立派な建物があります。
大規模林道 菊池・人吉線 泉・五木区間  
さらに先へ進みます。おなじみ「緑資源幹線林道」の標識が現れました。菊池・人吉線 泉・五木区間です。

だいぶ古い看板です。開通したのは昨年夏のハズですが。
人家も無い山奥へと進んでいきます。
大規模林道らしくなってきました。無駄使いと批判されて幅員は当初計画の7メートルから5メートルへ縮小されたため、大規模林道にありがちな「意外なほどの立派感」はありませんが、十分な道が続きます。交通量はゼロ。人影は全く見当たりません。
舗装したてのアスファルト、真新しい茶色のガードレール、輝く白線が眩しいです。出来たてですね。
ただ路面に落石がちらほら。
どどーん。大きな落石が道を塞いでいました。バイクのみ通行可、四輪が通り抜けられる幅は無かったです。道理で車が通らないはずです。
まあ夏前までには片付けられるのではないでしょうか。

今日この道を走るのは多分私一人でしょう。完全独占です。
怖えぇぇ・・・w
完成してまだ数ヶ月のはずですが、荒れてますねー。自分で通る分にはともかく、人には薦め難いなぁ・・・。
落石を避けつつ、ぐんぐん高度を上げていきます。

どこだよここ・・・。す、凄すぎ。
凄い山奥の風景に絶句。こんな所に知られざる道があったとは・・・。

そしてその先には・・・

ジャーン!本邦初公開!これが泉五木トンネルです!
こんな山奥の奥の奥に、こんな立派なトンネルがあるとは・・・。
2004年完成。ほとんど世間に知られていないトンネルだと思います。

九州のツーリストの方でも、こんな山奥の九州山地の屋根とも言うべき標高の高い場所に、こんなトンネルがあると知ってる人は少ないと思います。
トンネルを抜け、さらに高度を上げていきます。さすがに路肩に雪が現れ始めました。
標高は1500メートル弱、まさにスカイラインですねー。九州としてはかなり高い部類に入る山岳舗装路です。
尾根筋を南下していきます。途中からは軽トラも見かけるようになり、落石も少なくなって、気持ちよく走れました。
白蔵峠にやってきました。ここは泉・五木区間と五木・相良区間の接続点であり、合計四つの林道が交わる交差点になっています。
ふるさと林道白蔵線もここから始まります。
「岩野白蔵線」
「未開通です 23年度開通予定」とあります。

???この路線名は初耳です。完成したらどこに通じるのでしょう?
しかし九州山地恐るべし。凄そうな道をガンガン作ってますねぇ。

ちなみに、お弁当広げているピクニックの団体が居ました。
大規模林道 菊池・人吉線 五木・相良区間  
私が進んだ道はこちら
「緑幹線資源林道 菊池 人吉線 五木 相良区間」
さあさあ!
超快走路の始まりです。
尾根筋をウネウネと進みます。カーブは低速から中速までバラエティ豊か。

良すぎです。しかも長いし。
たまに軽トラが通るだけ。日曜昼間なのに、バイクは一台も見ませんでした。ほぼ独り占め。
天道開美という石碑がありました。まさに天空の道です。
人吉盆地の先に見えるのは霧島山でしょうか?。遠くまで来たなぁ。
タイトターンを繰り返して次第に高度を下げ、県道48号線に突き当たりました。
人吉盆地へと降りて行きます。
3月九州は・・・菜の花が咲き乱れて、暖かくて、バイクで走って気持ちよくて・・・もう春ですねー。

・・・・・

さてと、当初の目論見ではツーリングマップルに掲載されている「人吉クラフトパーク石野公園」でキャンプするつもりでしたが(近所に温泉のあるスーパーがあるらしい)、さすが緯度の低い九州の3月、日が長いです。

それに今日高速に乗ってしまえば「いわゆる千円高速」で帰れますし・・・千円・・・うーん。

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PART4 ひむか神話街道&大規模林道探索編2へ続く(作成中です)

(注:この頃は休日のみ高速千円という制度があった(但し東京大阪近郊区間は別なので実際は2400円位かかる))

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