ミニレポート 訪問日:2006年2月上旬 

袋田の滝


〜料金高すぎ、氷爆観光ドライブ〜


遊歩道のつり橋から滝を望む。左側に写っているのが有料トンネルで行く展望台。

茨城の広域農道を通って


筑波山、標高877mの割には存在感あり

たまには関東地方の観光地に行ってみようと思い立ち、夜明け前にアルトで出発しました。

常磐道の谷和原ICを降りて、R294常総バイパスで北上します。早朝、朝焼けの中に筑波山が浮かび上がりました。この景色を見ると、昔の人が霊峰として崇めたのも判る気がします。

水戸市の山間部を縫って、ビーフラインという広域農道が通っています。今回は水戸市内の混雑を避けて、この農道を利用してみました。茨城県北部には、こういった広域農道がいっぱいあります。

2月上旬ということもあって、所々凍結していました。冬はスタッドレスタイヤでないと走れないと思います。


ビーフライン、牛の飛び出しに注意。

袋田の滝


さすが氷瀑の町、太子はメチャ寒かったです。

滝から少し離れた町営の無料駐車場にアルトを停めました。滝入口の歩行者用有料トンネルまでは歩いて10分程です。

滝の近くには民間の有料駐車場が沢山あるのですが、料金は軒並み500円。滝一箇所見るだけのために500円は高過ぎだと思います。

滝を望む展望台へは有料トンネルを歩いて行く事になります。料金は大人300円、子供150円・・・。

トンネルを数分歩くと観瀑台に出ました。高さ120メートル、幅73メートル、4段に渡って流れる巨大な滝のハズですが、展望台からは一部しか見えていない様です。

そんな事もあって、迫力としては微妙・・・(個人的な印象ですが)。流れが止っている分、躍動感を感じないせいかもしれません。

 

もっとも、その昔、西行法師が訪れた際には、「四季に一度ずつ来てみなければ本当の良さはわからない」と絶賛したそうなので、評価は保留ということにしておきます。

展望台を後にし、順路に従ってトンネルを歩いて行くと、料金所を出た所につり橋がありました。帰路はこのつり橋を渡って対岸の遊歩道を歩くようです。ということは遊歩道でつり橋まで来る分には無料なのかも。

展望台よりも、むしろ、つり橋からの方が、滝を取り囲む渓谷の様子が見れて、個人的には好みでした。

・・・シマッタ、有料トンネル代300円払うことは無かった気がorz。

この後は、更に北へと向かいました。その話は後ほど・・・。
感想

もし車で来て普通に見学したら、駐車料+トンネル通行料で800円、4人家族なら1700円もかかってしまいます。富山県にある落差日本一350メートルの称名滝が無料ということを考えると、少し高過ぎのような気がします。

見学費用を節約したいなら、車は滝から少し離れた町営の無料駐車場に置かれるといいでしょう。また、有料トンネルの対岸にある遊歩道を歩いていくと、少し離れた所からですが、タダで滝を見ることが出来ると思います。

・・・まあ、あまりにも観光地然としすぎていて、それほどお勧めの場所という訳ではありません。新緑の季節は美しいと思いますが、一回見れば十分という気がします。

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