ミニレポート 訪問日:2007.9.11 掲載2007.9.30

能登半島周遊 PART2

〜1泊1.5日で能登走るだけ。やっぱり能登島がのどかでいい〜

さて、能登ツーリングも2日目である。本日は先端の珠洲岬を回って帰路につく予定。
半島北端〜見附島
朝5時キャンプ場発、さらに北岸を走る。適度なワインディングが楽しい。
時折小さな漁村を抜ける。能登半島も先端まで来ると交通量も僅か。
見附島にやってきた。別名、軍艦島とも言う。面白そうなのでちょっと渡り掛けるが、波しぶきが凄くて退散。渡るなら水着必携のようだ。島を取り巻く崖は脆く、上陸はクライマーでも不可能らしい。
珠洲道路
珠洲(すず)道路で帰路につく。信号もほとんどないハイウェイで、時間短縮には最適な道だが、とばしてる車が多いのが難点。トラックが下り坂を130位で走っていたりする。海沿いと違って、あまりのんびり走れる道ではない。

そんな道で先頭を走ったら免許がいくつ有っても足りないので、地元ナンバーの営業車を盾にして走る。

能登島
ツインブリッジで能登島へ。
能登島の特徴的なところは、島内を縦横無尽にいろいろな道が走っていることだと思う。

島を横断するのが「能登島広域農道」。2車線のアップダウンを繰り返す道が楽しい。

島を縦断する道もある。県道指定はされておらず、名称は良く判らないが、実は2車線快走路だったりする。
県道257号線
能登島北岸を走るのが県道257号線である。
広狭混在だが、深いリアス式海岸の眺めが良い。
県道257の西側は、更に道が狭くなるが、風景は秀逸。海と稲穂のコントラストが美しい。
ミニ軍艦島。絵になる風景が続く。
ユニークな形状の道の駅で一休み。ここで本日の予約の電話が入る。雨予報なので油断していたが、実際には天気も良さそうだし・・・。お客さん結構来るかも。

時刻は9時。これはヤバイ!急いで帰らなけば・・・。(って何やってんだモーティブの管理人は)

道の駅にあった地図。世帯数で千に満たない小さな島だが、意外にも縦横無尽に道路整備がなされていることに気づく。ツインブリッジと能登島大橋という建設費数十億クラスの巨大橋が2つも掛かっているし、石川県出資の「のとじま水族館」などもあり、人口当たり、および単位面積当たりの公共事業費投下額は田舎としては異常なほど高い。少なくとも長野県でこういう状況はあり得ないだろう。なぜこういった公共事業格差が生じるのか不思議である。
今度は能登島大橋で本土へと戻る。
これも、先ほどのツインブリッジ同様立派な橋。ちなみに有料道路時代の普通車料金は1450円だったらしい。現在は無料。

この後は、和倉温泉の共同浴場「総湯」訪問や、七尾の能登食祭市場、氷見フィッシャーマンズワーフ訪問を企てていたのだが、とりあえず今回はお預け。目の前を素通りして能登立山シーサイドラインをひた走る。海の向こうに立山連峰が見えてきた!

富山〜信州
富山市郊外の小杉ICから糸魚川までは北陸道でワープ。通行量が少なく快適。
糸魚川からR148で南下する。前方右側に明星山の巨壁が見えてきた。行ってみたいのをぐっと堪えて先を急ぐ。
白馬に戻ってきたのは午後1時前。北陸道早い!さて、ここまで来れば一安心。

しかし、やっぱり信州はいいなぁー。三千メートル級の山並みが織りなす景色の雄大さは、ずば抜けている。帰ってくる度に、改めて信州の良さを感じる管理人であった。

(ということで、次回ツーレポはやっぱり絶景!超絶爽快信州ツーリングですぞ紳士!乞うご期待)

さて、能登ツーリングの感想ですが、一度は行きたいけど、頻繁に訪れたいという程ではないかなといったところです。北岸と能登島は魅力的ですが、そこに至るまでの道が長い・・・。管理人は能登3回目だったのですが、北岸と能登島を除けば少々退屈に感じました。

とはいえ海と稲穂が織りなす風景は、美しく特徴的です。今回は省略してしまいましたが、富山湾の海産物=食の豊かさも魅力的です。未訪問の方は是非訪れてみて頂きたいと思います。

特にお勧めは、能登島を走る幾つもの道の走破です。小さな島ですが道路延長はかなり長く、走りごたえもありますし、のどかで美しい日本の風景に出会えると思います。

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