ツーリングレポート

只見・南会津日帰りツーリング PART1

魚沼スカイライン、小出郷広域農道、R252雪割り街道六十里越〜田子倉湖〜只見、R401南会津、大内宿こぶしラインを行く

訪問日:2008年9月 掲載日:2008年10月25日

六十里越雪割り街道

R252、JR只見線という日本を代表するローカル国道とローカル鉄道が、日本列島の最深部を貫く。

道は立派だが、のどかな風景が延々と続く。

★★★

上信越道 東部湯ノ丸IC→飯山豊田IC  
朝8時蓼科出発、東部湯ノ丸IC8時57分通過でギリギリETC通勤時間帯割引をゲット。通勤割引のおかげで、蓼科から長野市以北へのアクセスがしやすくなった。
10時豊田飯山ICを流出。
R117 長野県飯山〜栄村〜新潟県津南  
豊田飯山ICとR117は新設のバイパスで結ばれていて快走出来る。
R117で新潟・十日町方面へ向かう。
飯山市街を過ぎると、千曲川(新潟県に入ると信濃川に名前が変わる)に沿って飯山らしい田園風景が拡がった。
津南を過ぎたあたりからR353で南下。信州北部から関越道石打方面へ抜ける定番ルートだ。


今回のルート 実は南会津のR401と大内宿こぶしラインの調査がメイン。

魚沼スカイライン  
やってきたのは魚沼スカイライン。ここに来るのは十数年ぶりだろうか・・・。

昔の印象は「ガッカリ・スカイライン」(苦笑)。

スカイラインと名が付くと、どうしてもビーナスラインみたいな良い道を想像してしまう。そんな先入観を持って走ったためにガッカリしたのだが・・・。

適度なカーブで尾根筋へと登っていく。魚沼の田園風景も見事。センターラインこそ消えているが道幅も2車線分ある。
立派な道という先入観さえ持たなければ、この道、意外に良いじゃん!

途中の展望台から塩沢の田園風景を眺める。天気が下り坂ということもあって視界は霞んでしまっているが、快晴なら爽快な景色が望めそう。

引き続き尾根筋を北上していく。夏草が伸びているせいか、尾根道という割には視界は開けず。

1.5〜2車線の広狭混合路だが、途中から1.5車線の狭い区間が増えてきて・・・

最後はこんなに狭くなってしまった。なるほど、昔ガッカリ・スカイラインと思っただけのことはある。

ただ最初から狭路と判っていて、景色を眺めつつのんびり走る分には悪くないと思うが・・・。

小出郷広域農道〜道光高原〜上原高原  
魚沼スカイラインで予想外に時間を食ってしまったので、六日町ICから堀之内ICまでは関越道でワープ。

通常R252へのアクセスでは小出ICを使うのが定番だが、今回何故堀之内ICを使ったかというと・・・

堀之内ICを出て左を見ると、すぐにこの道路標識がある。

左折して道光高原方面へ向かうと・・・

やった!どんぴしゃ!予想通り。
期待に違わぬ快走路が出現!快走ワインディングでグングン高度を上げていく。
高いところまで登ってきた。見晴らし抜群!
尾根道は快適なワインディング。魚沼スカイラインなんか走ってる場合じゃない・・・とは言い過ぎかな。

参考リンク林道評論センターさん

ただ、何か山の様子がおかしい。土砂崩れというか、山体崩れを起こしているような・・・。どうしたんだろう?バイクを停めて観察。

露出した山肌が延々と続いている。これは・・・・・!
新潟県中越地震で起きた土砂崩れの跡だろう。あの稜線の向こうが山古志村のハズ。

帰宅してから調べてみると、実は、丁度写真で山頂が崩落している辺りの下に、M6.5の余震の震源があったらしいということが判った。本震の震源も、堀之内ICの北西4km程とほど近い。大地震の恐怖が身近に感じられて、背筋が寒くなった。

国土地理院作成震災地図(PDF)へリンク。M6.5余震の震源地付近を300%位拡大すると、この道が確認出来る。

景色の方は抜群である。快晴なら六十里越の山並みがもっと見えるハズ。
降りてくると、伸びやかな風景が広がっていた。こちらは小出郷広域農道の支線(5号線)。上原高原といってコスモス畑がある。

PART2に続きます

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