東北絶景山岳ツーリング

PART4 3日目その1 青森〜秋田   訪問日:2007年6月中旬  掲載日7月3日

〜鳥海ブルーライン、八幡平アスピーテライン、十和田八甲田、
 超絶山岳スカイライン+大規模林道、2泊3日走りまくりの急ぎ旅〜

田代平、R394七戸〜八甲田  
6時起床、東北ツーリングの3日目の朝。

さて、今日の目的地は大規模林道である。いったいどんな道が待っているのだろう。不安と希望を胸に出発!

R394で七戸方面に降り、途中でUターンして戻ってきた。やはり八甲田の眺めはR394が秀逸だと思う。

雄大な風景が美しい。

R394から田代平を望む。
県道40から八甲田の北側をぐるっと周回。

R394 城ヶ倉大橋 八甲田〜黒石  
城ヶ倉大橋が有名なR394の八甲田〜黒石市区間を走ってみることにした。ブナ林の眺めが美しい。
が、山岳路なのは最初だけ。

すぐに人家も交通量も増え、普通の地方国道らしい道となる。ちょっと期待外れ。

 
R102西十和田いで湯ライン〜十和田湖  
黒石温泉郷に下った後、R102西十和田いで湯ラインに入った。

R102は黒石市から十和田湖を経由して、太平洋側に抜ける道だ。最初はトンネルと橋梁でストレートに森を貫く立派な道が続く。交通量は多く、長い車列に付いてノロノロ走る。

ところが山間部に入ると途端に道は狭くなり、いつの間にか交通量も激減。人家も皆無。こんな写真を撮っていても、車が通らない。
十和田湖のカルデラに向かって、急坂急カーブが続く。広くなったり狭くなったりで線形も道幅も滅茶苦茶。

昔頑張って作られたいかにも「旧世代の国道」といった感じだが、自分もVTRも頑張って走る。

改良された綺麗な道よりも、こういう道の方が楽しい。

R102とR454の交差点に立つブナの巨木。ここから十和田湖畔の周回道路に入る。
湖畔道路は高い高い緑のトンネル。カルデラの内側は、やはり自然が濃い。

R103発荷峠〜県道2号十和田大館樹海ライン  
十和田湖を半周した後、定番のR103発荷峠を訪ねてみた。

やはり、ここからの眺めは素晴らしい。

但し、駐車場は狭く、十和田観光の定番中の定番箇所だけに常時混雑気味。(この時はまだ早朝なので空いていた)
混雑を避けるなら、発荷峠から数百メートル西側の県道2号線沿い紫明亭展望台が良いようだ。駐車場には誰も居なかったが、
駐車場から1分程歩くと、

素晴らしい展望が開けた。(但し、今後樹木が生長すると、見えなくなってしまうかも)

展望台から、県道2号十和田大館樹海ラインを下ってみる。
ビックリするほどきれいな道。目的地とは逆方向なので、しばらく下ったあとUターン。
透明ポリカーボのスノーシェッドが凄い(高価そう)。

R103は観光バスで混雑するので、東京方面から十和田湖へ東北自動車で直接アプローチするなら、小坂ICを降りてこの道を使うと良いだろう。

R104  
再度発荷峠に戻って、R104で南東に進路をとる。暫くは普通の伸びやかな地方国道だが・・・
峠を越えると、いきなりこんなヘアピンがあったり、
森の中をスノーシェッドがウネウネ通っていたり、
薄暗い樹林帯を通ったり。

ごく普通の国道だが、変化が楽しい。

三戸広域農道(三戸フルーツロード)  
平地に降りてきたところで、三戸広域農道に入ってみた。ツーリングマップルでは直線的に描かれているが、これはウソ。実体は果樹園を縫って走るどこにでも有りそうな普通の田舎道。

最初の内は、広域農道には珍しい生活に密着した質素な道だと関心していたのだが・・・

暫く走ると、見慣れぬ建造物を発見。あれは何だ?
スゲエ、ベイブリッジだ・・・。

(実際の構造は伊勢湾岸道の揖斐川大橋とか木曽川大橋に近い)

巨大な橋梁に絶句。
あのー、凄い長いんですけど・・・。
前後見渡しても、車も人も見あたらないんですけど、

たまに農家の軽トラが走るだけ。周囲は穏やかな丘陵地帯で巨大橋梁の必要性は感じられない。行政って一体何考えてるんだか・・・、うーん、訳わからん。

頭を抱えながら、巨大橋梁を通過。

接続する道も夏草に覆われて寂しげ。

(後で調べたら、三戸望郷大橋というらしい。総工費45億6千万円、PCエクストラドーズド橋という形式では世界最長なのだそうだ。)

 PART5へ続く

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