中国地方ツーリング その3

〜大山・三瓶山・宮島・錦帯橋・秋吉台・角島〜 訪問日:2005年11月12日〜17日  掲載日1月9日

厳島神社の巻  
翌朝、フェリーに乗って宮島に向かった。
フェリー料金は往復340円、15分毎に出航しており、ほぼ待たずに乗ることが出来る。

ちなみに、バイクは宮島口駅北口の無料駐輪場(主に通勤通学用)に停めた。
(人通りが少なく治安が心配なので、フェリー乗り場周辺の有料駐車場に停めた方が安心かもしれない。)

 

さすが瀬戸内!青空が気持ちいい!!

 

世界遺産である厳島神社の印象を一言で言うと、800余年も続く日本古来のアミューズメントパークである。正直言って、楽しかった。勿論、深い信仰の対象である訳だが。

昔の人は、海上に築かれた竜宮上のような建物に度肝を抜かれ、瀬戸内の青い海と空に映える深紅の鳥居に感嘆し、鹿と戯れたのだろう。それは21世紀の現代人にとっても変らなかった。海の上の回廊を歩いていると、何故か楽しいのだ。周囲の人の顔にも驚きと楽しさの表情が見て取れる。

美しさと厳かさと驚きを兼ね備えた場所、それが厳島神社なのだと思う。

錦帯橋  
渋滞で退屈な2号線を走り、次にやってきたのは基地のある城下町「岩国」である。

錦帯橋が青空に映える。小高い丘には岩国城。

河川敷の駐車場は無料だが、通行料は300円。見るだけで済ます。

R376  

渋滞に閉口しつつ2号線を暫らく走ったあと、R376で山口へと向かった。オレンジ色のガードレールが山口県らしい。

この道が、思わぬ拾い物だった。森を縫って伸びやかなワインディングが続く。照葉樹の緑が青空に映えて目に心地好い。時折街を抜けるが交通量も少ない。

秋吉台  
次に向かったのは秋吉台である。特異なカルスト地形が広がり、地下には長大な鍾乳洞が有る。

残念ながら秋吉台に着いたのは夕暮れだった。

朝早くキャンプ場を発ち、観光地は宮島と錦帯橋にしか寄っていないのだが、やっぱり山陰は広い。

残照のなか、秋吉台を走る。

本当は秋芳洞を見学したかったのだが、時間切れで入れず。(秋芳洞は15年ほど前に見学した事があるのですが、結構面白かったです)

バス停で雨宿り

秋の日は短い。あっという間に暗くなってしまった。寝る場所を探さなければ・・・。

ツーリングマップルを見ると、秋吉台にはキャンプ場が2軒ある。近くの家族旅行村に行ってみるが、やはり予約無しだとダメとのこと。

もう一つ「秋吉台オートキャンプ場」というのがあったのだが、名称からして料金高そうな気がして敬遠してしまった。(後日調べたらフリーのキャンプサイト1000円〜、しかも温泉隣接だったので、ここに泊れば良かったと後悔した)

そのうち土砂降りの雨が降り出した。降り止まぬ雨、どうしよう・・・。

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