ツーリングレポート

榛名山〜日光ドライブ PART2

〜二度上峠、榛名山、望郷ライン南部、金精峠、中禅寺湖スカイライン、半月山登山〜

訪問日:2012年11月21日  掲載日:2012年11月27日

関越自動車道昭和IC〜望郷ライン(南ルート)
8時に蓼科を出発、9時半に軽井沢を通過したのですが、渋川市内でお昼になってしまいました。このままだと夕方までに日光に辿り着けそうにないので、ちょっとだけ高速を使いました。
関越自動車道で赤城山の麓を走っていきます。この辺りはとても景色がいいです。
昭和ICで降ります。ETC割引で350円でした。
昭和ICを降りて3分ほど走ると「望郷ライン(南ルート)」に突き当たります。昭和ICは望郷ライン直結ICと言ってもいいでしょう。沼田市街の混雑を避けるには有用なICだと思います。

文字を白抜きにしてみました。青字が今回訪問した場所と道、グレーが行かなかったところ。
望郷ラインの南ルートはこんな感じの道です。
(このレポではR120以南を便宜的に南ルートと読んでいます。正式名称ではないです)
山岳ルートの北ルートと違ってほぼ直線ですが、視界が広く、交通量も少なめで、のんびり流すには良い感じ。

遠くに谷川連峰、手前右は武尊山かな?
望郷ライン(北ルート)は谷を挟んで反対側の山腹を走っているのですが、
今回は南側のみ走ります。

谷川連峰。残念ながら雲が掛かっていて全貌は見えず。

望郷ラインの看板がありました。看板通りに行けばルートを辿れるようになったようです。
日光白根山に向かって綺麗な出来立ての道が続いています。

以前来た時は北ルートと南ルートがマトモに接続されておらず、看板も見つけられずに迷ったのですが・・・もう繋がったのかな?
あー、やっぱり工事中でした。まだ完成していなかったか・・・。
工事するには険しそうな地形ですね。北ルートがちゃんと完成するまで、あと2,3年掛かりそう。
今回はまだ片側交互通行でしたが一応通れました。
R120金精峠
藤原ダムを経由してR120ロマンチック街道(金精道路)に出ました。利根町、吹割の滝、かたしな村、丸沼高原を通過して行きます。
丸沼高原のスキー場付近から雪が増えてきました。
あっという間に積雪路へ。ノーマルタイヤの車が二台ほど雪原に突っ込んだり、路肩に落ちてレッカー待ちしていました。冬道は無理すると代償が大きいです。
金精峠ってビーナスラインより早く氷雪路になると思うのですが、通行止めになるのは12月に入ってから。晩秋以降の金精峠はスタッドレスタイヤやチェーン必須でしょう。
丸沼、菅沼のフチを走ります。この辺りは地形や植生と相まって夏冬問わず独特の美しさがありますね。

標高が上がったことで緑が増えてきました。
亜高山帯の常緑針葉樹林に入ったんですね。

金精峠に向かって急坂が続きます。
峠は金精トンネル1840mで越えます。
峠を超えると男体山が視界に飛び込んできました。
少し下ったところに駐車スペースがあって、男体山と中禅寺湖を見下ろす事ができます。定番の写真スポットですね。

奥日光  
戦場ヶ原へと降りていきます。やはり北風が白根山でブロックされるのでしょう、金精峠の南側の方が雪が少ないです。

戦場ヶ原と男体山。

湯の湖とか光徳牧場とか戦場ヶ原とか竜頭ノ滝とか見所は一杯あるのですが、日が傾いてきたので先を急ぎます。中禅寺湖のほとりまで来ました。
中禅寺、立木観音前の無料駐車場で一休み。

中禅寺湖越しに男体山。

日光白根山標高2578mは関東以北NO1の高さ。

さて、ここから先が本日のメインテーマ。

中禅寺湖スカイライン  
「中禅寺湖スカイライン」こと県道250号線に登っていきます。無料化して昔よりは荒れ気味ですが、元有料道路だけあって、良い感じのワインディングロードです。
ピストン(行き止まりでどこにも抜けられない)ですが、その分通過交通が無く空いているのがいいですね。

お客様と話してるとピストンロードは行かないという人が結構多いのですが、先に行けない=地形的に険しい、という訳で、実は穴場の道が多いのです。行き止まりまで行ってみるというのも乙だと思います。
中禅寺湖スカイライン半月峠駐車場にやってきました。

おおっ、素晴らしいです!
これで緑や紅葉の季節だったらもっと素晴らしかったのでしょうけど、
でも、空気が澄んでる爽快さは晩秋ならでは!

更に上へと登っていきます。
終点の半月山駐車場に到着。
広々とした好展望地です。
富士山も望むことが出来ました。
半月山登山、半月山展望台へ  
さて、駐車場脇のこの山が今回のターゲット
「半月山」です。標高は1753m、駐車場との標高差は150m位です。
半月山まで0.8km、展望台まで0.6km、
当然展望台まで行きます。レッツゴー!
危険な所はありませんが急坂が続きます。今回はスニーカーで登りましたが、勾配がきついのでライディングブーツなどでは難しいと思います。
眼下に駐車場。結構高いところまで登って来ましたね。あまりお手軽遊歩道とは言えないかも。
登り始めて15分ほど。何か見えてきました。
展望台に到着!

おおっ、素晴らしいです。
先ほどの半月峠駐車場からの眺めを更にパワーアップしたような風景。

駐車場と違って手前の木々がなくて視界がクリアです。

富士山まで見えました。日光随一の展望台かもしれません。

下山してきました。(駐車場には誰も居なかったw)
登り15分、下り10分、お疲れ度は0.8高見石相当といったところでしょうか。
標高差150mもありますので、お手軽というよりは少しハードだと思います。実質登り30分くらいの感じと思っていいのではと。
再び中禅寺湖スカイラインを降りていきます。
関東平野が見渡せて良い感じ。
元有料道路だけあって、よく見ると結構お金が掛かった作りです。
二荒山神社中宮祠  
せっかく奥日光まで来たので日光二荒山神社中宮祠にお参り。
日光二荒山神社は東照宮隣の本社、中禅寺湖畔の中宮、男体山山頂の奥宮の三つから成っています。
ちなみに二荒山神社は日光と宇都宮の二つがあり、成り立ちは別で、両方共下野国一宮を名乗っています。延喜式に記された二荒山神社がどちらかを巡って議論があるそうです。
パワースポットとしても有名な神社であり、若い人が多かったです。男体山をバックにした神社は特別な雰囲気があって、良い感じでした。
男体山の登山口となっています。男体山は全域が二荒山神社の領域となっているそうです。

帰りは新規開拓ということで粕尾峠などによってみましたが田口峠と同じか、ちょっと走りやすい位の道で車で通るには狭かった。次はバイクで通ってみたい感じ。関東平野に降りてくる頃には真っ暗に。あとは高速は使わず、蓼科に帰り着いたのは夜10時頃。やはり関東平野は広く、下道を使うと遠いです。北関東自動車道を使うとあっという間なんですが。

という訳でいかがだったでしょうか。それなりにハイキング装備は必要ですが、たまには半月山に登って、駐車場からとは違った視点から景色を眺めるのもいいかもしれません。まあ、歩くの面倒という方は駐車場からでも十分綺麗な景色が望めると思います。

・・・・・

今回は冬枯れていてスルーしてしまいましたが、緑の季節の日光だったら光徳牧場、戦場ヶ原などの散策路が綺麗です。

戦場ヶ原というと駐車場から見る草原のイメージが強いと思いますが、中心部を流れる湯川沿いの遊歩道はこんな感じで綺麗です。森が育ちつつあるといった感じでしょうか。夏になったら半日掛かりですがハイキングしてみてもいいかもしれませんよ。

では次のツーリングでお会いしましょう。

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