ツーリングレポート

長崎ツーリング PART2

〜千円高速を利用して長崎に行ってみた、佐世保・平戸・生月島・長崎市内・雲仙訪問〜

訪問日:2011年2月下旬  掲載日:2011年4月9日

佐世保、石岳展望台
佐世保市内には展望台が沢山あります。地図上一番上の弓張岳は昨晩訪問し損ねた展望台ですが、逆光っぽいのでスルー
まずは石岳展望台を訪ねてみることにしました。市街地から山に向かって数キロ走ったところにあります。誰も居ない駐車場にバイクを止めて、森の中を歩いていきます。
岩石と照葉樹の鬱蒼と生茂る密林に覆われていて、ちょっと不思議な雰囲気。
3分ほど歩くと展望所に出ました。
「ラストサムライ」で日本の美しい風景を紹介するために選ばれたロケ地だそうです。
海外から遥々ここまで撮影隊が来ていたんですね。
更に2分程歩くとコンクリートの展望台がありました。
広大な視界が広がります。海を眺める展望台としては日本トップレベル!・・・と思ったのですが、写真だとイマイチ広がりが表現できないですね。
でもトップレベルです。いい展望台だと思いました。
佐世保、展海峰  
続いて展海峰にやってきました。広い無料駐車場があって、そこまでの道も二車線の眺めの良いワインディングで、訪れやすい場所です。
1分ほど歩くと展望台がありました。

こちらも素晴らしい眺めでした。

視界右側、佐世保港から艦船が出航していきます。艦船でかい!
写真を拡大すると船首に424とありましたので、海上自衛隊の補給艦「はまな」の様ですね。海賊対策でインド洋に派遣されていた船です。
自衛隊や米軍第七艦隊の基地もありますし、大型の造船ドックもありますし、佐世保は船の街だなと思いました。
佐世保市街  
佐世保市街地に向かうと、巨大なクレーン群が見えてきました。街中クレーンだらけ・・・。

佐世保造船所の様子を金網に張り付いてw外から眺めます。
クレーンの巨大さには圧倒されました。どんだけでかい(クレーン)なんだよと。
普通なら佐世保バーガーでも食べに行くところでしょうけど、日程的にそうゆっくりもしてられません。海岸線を県道18号線で北上してみることにしました。
神崎鼻〜県道18  
やってきたのは本土最西端、神崎鼻公園です。
小さな漁村の奥に無料駐車場がありました。
歩いて行くと・・・まさかの遊歩道水没!
でも遥々川崎から最西端まで来て、行かない訳にはいきません。岩に登って迂回。
本土最西端、神崎鼻に到着!
まあ特筆すべき点はないですけど、海が綺麗で、いい雰囲気の場所でした。一度は訪れてみてもいいかもといったところ。
向こうに見えるのは五島列島でしょうか。
県道18、国道204で北上していきます。県道18はツーリングマップル上でお勧めルートになっていますが、割と普通の生活道路で、地元の方にとっての程よいツーリングルートといった風情でした。
平戸島  
本土を離れ、平戸橋を通って平戸島へ向かいます。風が強くて怖えぇぇー。必死にハンドルにしがみつきつつ、シャッターを切ります。(切るなって)
渡り終えて振り返ってみました。絵になる橋ですね。
川内峠に登ってみました。
なかなか素晴らしい景色ですが、二車線で展望が開けるのは僅か2km程だけ。前後は狭い山道です。あまり期待せずに寄り道すると、いい場所でしょう。
さらに北上して、生月大橋が見えてきました。北西の果ての島へ!
風強えぇぇー。海風が海峡に狭められて加速しているようです。一瞬躊躇しましたが、ここまで来て渡らない訳にはいかないだろうと、頭を低くして、多少のジャイロ効果を期待してギア下げて3速40km/hでGO!

・・・風で蛇行しまくり。いやこれ死ぬって。

なんとか渡りきって生月島にやってきました。橋の袂の公園で昼食。
誰も居ないし、対馬海流のせいか暖かだし、橋はカッコイイし
途中のコンビニで調達したおにぎりとパンですが、贅沢な昼食になりました。
・・・
しかし橋の上は風が強いです。
もう渡りたくないけど、また渡らないと本土に帰れない・・・。
平戸島と生月島を行き来するにはこの橋しかないので、
強風時は閉じ込められる可能性を考慮した方がいいかもしれません。
生月農免農道サンセットウェイを走って
島の最北端へ向かいます。
島の西側を走るこの道の特徴は、沿線に人家がほぼ無いこと。ただ荒地と僅かな畑や牧場があるのみ。
何かと名道としてとりあげられるサンセットウェイですが、走ってみて納得しました。
人の居住を拒む強風と荒々しさが、サンセットウェイを特徴ある道にしているのでしょう。
景色も綺麗で、海沿いにアップダウンを繰り返し、線形も良好、交通量も僅かで快適に走ることが出来ました。
生月島の北端まで来ました。見渡すかぎりの広大な大海原。
西北の端にあるのが大バエ灯台です。灯台の上に登ってみましょう。
大バエ灯台の上から大バエ海岸を眺めます。

最果ての地にやってきましたねー。九州というと古くから拓けた中心的な土地というイメージがありますが、ここまで来ると、凄い最果てって感じがします。いい所だと思いました。
PART3へ続く

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